小学生のための英検テクニック その2 不要な単語は読まない
英検の問題には、読まなくてよい単語がいくつかあります。
え?w(゚Д゚)w
いや、本当にあるんです。 それは、名前です。
英検では、簡単な英会話が想定されている文章がよく出てきます。 John やら Beth やら Daniel やら、凝った名前が出てきます。 でも、断言します。
名前が読めなくたって点数は 1 点も変わりません!!!
いいんです!読めなくていいんです! ⊂(◉‿◉)つ(川平慈英風)
ポイントは、どの単語が名前なのか?を気づけるようにすることです!
そこで徹底したいのが、
固有名詞(物や人の名前)を表すときのルールを覚える事!
「またまた、そんな技術的な事ばかり先に教えて~ (=_=) もっと生きた英語を!」
と言うご意見もあるかと思います。しかし、このルールを身に着けることは、名前を読めるようになることよりも、よっぽど実践的で生きた英語なのです!
そこで、まずはルールの紹介と、なぜこのルールを覚えるといいのか?を紹介していきます。
覚えたいルール1:人や場所の名前の頭文字は大文字
まず英語の大前提として、固有名詞は頭文字が大文字 のルールがあります。これは、子供は意外に見落としがちなルールです。そのため、文中に大文字で始まる単語が出て来ても、一生懸命読もうとしてしまいます。
小さいお子様がこのルールを身に着けるには、大人のサポートが必要です。一緒にリーディングの練習をして、大文字で始まる単語で読むのに苦労をしてしまったら「ほら、最初これ文字が大文字かな?小文字かな?」くらいに声をかけてあげましょう!「あ!大文字だ!名前か!」と言えるようになったら、一歩成長です!ヽ(*·ᗜ·)ノ💥ヽ(·ᗜ·* )ノ ハイタッチ!
だんだん慣れてきたら、名前は頭文字だけで読む練習をしてみましょう!
また、最後に「一応、〇〇って読むんだよ」と一言添えておくと、勝手に読み方を覚えてくれたりしますw
そんな時は「すごーい!難しいから読めなくてイイって言ってたのに、読めるようになったね!すごいね!」と褒めてあげましょう!子供のやる気スイッチを押すチャンスです!(*°∀°)=ポチ
(こういった子供のマインドを上手くコントロールしてあげるのも、教育者の役目ですw)
覚えたいルール2: 「~, 大文字スタート」は 100 %名前
これは、文章の後に呼びかけをするパターンです。例えば一例として以下の問題です。
I can’t find the cat, Joe.
, Joe は名前ですね!
名前意外に Dad や Mom のパターンもありますが、ぶっちゃけ、誰に話しかけていても一緒です。
このパターンは、英検5級のテストで毎回必ず出て来ます!
「, が来て大文字だから…!」と、練習の時に呪文のように繰り返していくと
「名前!(☆∀☆)」
と、子供も反応をしてくれるようになります!
いくつもある名前の読み方をむやみやたらに覚えるよりも、このルールをしっかり意識できる方が、後々役に立ちます!このルールの徹底は、英検だけではなく、将来の受験やビジネスシーンなどでも役に立つ、超実践的な技術です!ここからは、この技術を身につけるメリットを紹介します!
ルールを覚えるメリット① : Writing に役立つ
英検3級レベルになると、Writing (書き) の練習などもするようになります。その時に全部小文字で書いてしまう子が結構います。英検5級の頃から、場所や人の名前は大文字だよ!のルールを知っておくと、自然とできていたり、見返した時にちゃんと「間違えた!!」と気づけるようになります。
名前をひたすら読めるように暗記をするよりも、英語の基本ルールを徹底することで Reading 以外の別のスキルでもしっかり実力を発揮できるようになるわけです。
一見邪道に見えるような勉強法かもしれませんが、実は英語の基本を徹底するため の勉強でもあるんです。
ルールを覚えるメリットー2:速読に役立つ
また、この技術は大人になっても役立ちます。
英文に慣れていないかただと、大人でも最初が大文字の単語をみて「これはなんだ?」と立ち止まってしまう方がいます。その時にいちいちその単語を調べていると、タイムロスになります。
長年の経験ですが、物や人の名前なんて文章の中で大きな意味をもつことは多くありません。
それよりも、その物について説明している前後の文章が、最も伝えたいことになります。
なので、物の名前が出てきたら「あー、なんか変な名前の人か物なのね( ´ ▽ ` )ノ」
くらいに受け流し、その前後の文章を理解することに集中する方が効率的です。
英語を使って仕事をするには「いかに早く文章を読みくだすか」と言うのも重要なスキルになります。早く読めるようになるには、もちろん英語の知識があることも重要ですが、「無駄なもの
は無理して読まない!」と言う効率化も大事です。無駄なものの代表格が、この名前です。
英検5級で名前が出てきたら「知らない名前が出てきても気にしない訓練だ!」くらいの姿勢で挑みましょう!
子供的にも少しでも読まなくていい単語があるのは、受験のプレッシャーを一つ減らす鍵になります。
また、先に記載したように、「読めなくていい」という物を作っておいて、それが読めたら褒める!と言うことをすることで、子供を褒めるポイントも増え、子供が楽しく学べるきっかけにもなります!
この、名前(固有名詞)は読まずに大事な他のところを理解する!と言う技術を、英検5級の試験を通じて皆様も身に着けてください!
本日もご精読ありがとうございました。( ゚д゚)つ Bye
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